古いイスラム文化パート4

最終章

パート3からだいぶ時間が立ってしまい、ごめんなさい。これからはパート4最終章です。

これまで私が体験したモロッコの中でもすごくすごく田舎の方の村での生活を書いてきました。男尊女卑や原始的な生活。まるでウルルン滞在記!!

モロッコは今はどんどん古いカルチャーから新しくなっている国で一年、二年後にはまた違った習慣や風習が生まれて、早いサイクルで変化していくと思うのですが、まだ残る村での生活はストレスでもあり、刺激でもありました。

また行きたいか?と問われれば、ん〜。。。悩んでしますが、きっと行くと思う。笑

なぜかというと、

この村でできた友達にまた会いたいからです。

閉鎖的な部分もありますが、やはりモロッコですね。

とても優しくて心温かい人が多いのも事実。

特に村の女の子たちと過ごしていたのでたくさんの友達ができました。

よくわからない、遠い遠い、日本からいきなりきた私を友達として受け入れ、または家族のように受けいてくれた想いは国境を越えて私にとってはとても大切な時間だし、シンプルに嬉しかった。

広い、モロッコでは都市が一つの国のように様々な文化や習慣が発展し、違う町に行くのにもバスで何時間もかかったりと結構困難なんです。

なので独自の文化が発展するのもわかります。

例えば、このお話の舞台である、アグデスという大きな都市にできているタフナガットという村はマラケシュから5時間、それからバス停から30分かかる場所にありあたりはアトラス山脈に囲まれていて決して都心とは言えないようなところです。外に出るのも一苦労だと思います。

イスラム国のモロッコではこう言った、村では独自のイスラム文化が発展します。

他ではやらないような事や、習慣、文化が発展していきます。

また人々もそれを信じて信仰していくようです。

古い文化というより独自で発展したイスラム文化があるようです。

ここで出会った

独学で勉強をして英語やフランス語、アラビア語をマスターした16歳の女の子。いろんなことに興味を持ち村から出たいとのこと。

しかし、愛する家族がいる村は大好きだと。

成人してこの女の子の将来が楽しみです。

また、アートの才能がある女の子。

村の女性のヘナタトゥーを描いてあげてました。

絵を描くのが得意でそしてうまい!!!

頭の中に描いたものをセンスよく紙に描いていくし、すごくオシャレで世に出て欲しいレベル!!

この子は19歳

来年結婚が決まっている様子。

他にもダンスが 上手な高校生や、学業に長けている子など、モデル級のスタイルの持ち主の子など、、、

才能が溢れている女子がたくさんいました。

縛られた村の中で開花することはあるのでしょうか。

日本で育った私は勿体無いな、背中を押してあげたいと思うのですが、そんな簡単なことはできず、村には村のルールがあるのだから。

そして結婚し、子供産んで育てる生活が何よりも幸せで、本人たちも願っていることも村で生活していて理解しました。

いつも本気でいきているモロッコ人。

感心しちゃうくらいくだらないことで怒ったり、ぶつかったりしているモロッコ人。

優しさと、情熱が溢れるモロッコに魅了された一人としては、この村での体験も私の人生にいろんなことを考える、硬くなった頭の中を柔らかくする経験だったのかなと思います。

また会う日まで

innshalla

全ては神の赴くままに。

また一緒に過ごせる日が来るでしょう。

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