モロッコのローカルハマム体験

『ハマム』とは日本でいう銭湯のような場所。

ローカルハマムから、エステやスパが付いている高級ハマムまでいろいろあります。

高級ハマムは高級オイルでのトリートメントなどが付いていてラグジュアリーな空間でまるでアラブのお姫様になったような気分になれるのでゆっくり身をまかせて全身を磨き上げてもらってリラックスするのにとてもオススメです。

ここではローカルハマムについて。お話したいと思います。

ハマムはそこら中にあり。だいたい値段は5DH〜20DHくらい。激安なんです!!!

北モロッコ、砂漠、マラケシュ、カサブランカのハマムを利用したことがありますが、だいたい作りは同じ。

フロントというフロントはないことが多いのですが、店番っぽい女性がいるのでその方にお金をはらい、脱衣所へ。

ここにはロッカーらしいちゃんとしたものはないので本当に貴重品は最低限にして起きましょう。

ハマムの持ち物

大きなバケツ

シャンプー

石鹸

アカスリ

サボンノアール

変えの下着

ビーチサンダル

洗面器

大きなバケツに各々のハマムグッツを入れて服を抜いて、一番奥の部屋をめがけて行きましょう!

この時、パンツは履いたままで行くのがモロッコスタイルです!!

私は、裸にパンツ、それからビーサンのスタイルで行っていました

シャワーなどはなく、大きなバケツにお湯を張り使って行くスタイルです。

持っていなくても貸してくれるところもほとんどだと思います。

一番手前の部屋から奥にかけてサウナの’ように熱くなっていきます。

暑いところで体をあたため。ゆっくりのんびり、アカスリをしたり、ヘナをしたり。パックをしたり。

各々で体磨きをしている光景を目にしました。

モロッコ女性がハマムでやってること

アカスリ

これは、どの女性も本当にやってました。

サボンノアールという、ジェリー状の石鹸を体に塗り、流してアカスリ用の手袋をはめておしゃべりしながら、またはやり合いながらやってます。

聞いてみるとだいたい週一くらいでハマムでアカスリをしているのだそう。

モロッコの女性は確かにお肌がツヤっとしていてすべすべでした。私もアカスリをした後のお肌はとてもすべすべでやみつきになっていました。

ガスール

これはモロッコで取れる泥。

アカスリをした後はガスールを水に溶かして髪の毛やら顔やら体をパック。

毛穴の汚れや老廃物を吸い取る泥らしく本当にスッキリします。

ガスールパックをしながら、アカスリしている女性も多かったな。

ヘナ

ヘナはハーブで有名なのはヘナタトゥー。

ハマムではタトゥーではなくお湯で溶いたり、ローズウォーターを入れたりしてペースト状にしたヘナを体に塗ってパックしたり、髪の毛に塗ったりしていました。

私もモロッコ人女性にやってもらったのですが、お肌のデトックスになるようなことを言っていました。

確かにヘナにはデトックス、浄化の効果が期待できるハーブとしても有名なので意味があるのかなと思います。

後は、ヘアパックしたり、毛を剃っている人、ただおしゃべりをしている人。

女性の憩いの場という感じです!

私もホームステイ先のマダムや年頃の娘たちとおしゃべりしながら、新しい友達ができたり、いろんなことを教えてもらう場所でもありました。

昭和の時代の日本の銭湯のような場所ですね。

懐かしくもあり、ほっとするローカルハマムが大好きで一人でも行ってました。

ちょっとローカルすぎて怖いけど、勇気がある人はぜひ行ってみてほしいです。

ハマムグッツはその辺にたくさん売ってあり、しかもやすいのでチャレンジするのも旅の思い出にいいと思います。

モロッコの女性は美容が大好きで若い子供からおばあちゃんまで本当に美意識が高いなと思いながら過ごす日々でした。

母が子に教えるスタイルでまたその子が母になり子に教えていく。昔ながらあたたかい光景だなと思います。

モロッコはエステ発祥の地と言われていてナチュラルコスメも豊富!!

実際に一ヶ月モロッコで生活して週一のハマム、そこで行う美容法を試していて私の肌は乾燥と高い気温の中でも全然荒れないで過ごすことができました。

実際にハマム帰りの女性はつるんと卵のようなお肌がツヤツヤ輝いているのですぐにわかります!!

本当に気持ちいハマムは特に貧乏旅行の私には重宝しました。

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