イスラム文化 古いカルチャーが残る村
パート1
モロッコはほぼイスラム教なのですがヨーロッパの文化もたくさん入ってきているのでイスラム国の中でも多国籍の人に寛大で、そこまで厳しくはなく国でと思います。
しかし、田舎の方では、日本とのギャップに驚くような古い文化のまま生活している人々もいます。
私が体験したアグデスという都市のザゴラ州でも生活です。
アトラス山脈にある中東の街アグデス
人口は1万人ほどの大きな都市にあるタフナガットという村で二週間ホームステイをして、生活した貴重かつ、デンジャラスな旅。
マラケシュから6時間くらいバスで移動し、友人の実家にお邪魔しました。
私が旅したモロッコといえば、アラブの文化とヨーロッパの文化が混ざりあるとても魅力的な街並みや陽気なモロッコ人。というイメージが強かったのですが、ここへきて全てがガラリと変わりました。
アトラス山脈に囲まれた、乾いた土地に土でできたようなおうちが並び、見た目は壊れているような家もたくさんあり人が住んでいるようには見えませんでした。しかし、中に入ってみるとほとんどの家が大家族で大きな塀のような建物の中には4世帯くらいの家族がみんなで暮らしていました。
見渡す限り大きな山脈の景色です。
もっと上からみるとこのような感じです。
乾ききった世界が広がり視野もスモーキーですが所々に緑が集まる場所が各場所にあります。
その中では綺麗な湧き水があり、ぶどうの木やミントの葉だけやざくろ、桃、デーツ、イチジクの木がたくさんあって美味しそうなフルーツの実がなっています。
水分補給で私も良くもぎ取って食べたりしていました。
もちろんこの村にはカフェも、ショッピングモールも、スーパーもありません。
wi-fiももちろんないです。
モスクから流れる一日に何度も流れるコーラン共にお祈りをして、ラマダン以外にも断食があったり女性は月経時期はさらに真剣にお祈りをしています。
朝起きて掃除をして食事をして誰かの家に行き、ミントティーを飲んでおしゃべりやダンス。また自分の家での食事。昼寝。また遊びにく、そしてまた食事。。。。。このルーティーンを繰り返して村全体が家族のような生活を送っているように私は感じました。
もちろん祝日やイスラムの何かのひで食事内容が変わることもやることも変わるのですがそうなると村全体が同じことをします。
どの家に行っても同じ食事。おやつ。
日本に住んでいるとありえないことだし、私は慣れるのにかなりの時間と自分の中でのポジティブな解釈と諦めに悩まされました。
たくさんの子供たちとママとの生活。
そして女性の結婚。出産。学業について。
いろんなことを感じました。
これらのことについてはパート2で書きたいと思います。
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