サハラ砂漠へ!!!
一度は行ってみたい!!サハラ砂漠へ行ってきました。
サハラ砂漠へは、メルズーカという街を目指して行く方法があります。
マラケシュから約12時間かけて直通のバスがあります。
私はアグデスという街にホームステイしていたので街の人にメルズーカまで送ってもらい、帰り、バスでマラケシュへ帰りました。
サハラ砂漠への道のりはどこからでも遠く、メルズーカから砂漠キャンプへのツアーがあるのでそこまで自力で行くのが一番の最安だと思います。
日本からツアーに初めから組まれているものを利用するのもありです。
長くて、きつい道のりを超えて、砂漠で過ごす時間は本当に感動的!!そしてたくさんのパワーももらいました。
メルズーカにはたくさんの砂漠キャンプをしているリヤドがあるのでそこに宿泊、キャンプをするのがおすすめです。
安全に、確実にサハラ砂漠に行くことができます。
私は、ベルベルアンドキャメルトリックというリヤドを予約しました。
家族経営のアットホームでホスピタルなリヤドで家族の皆さんそれぞれが優しくひとり旅の私をケアしてくれました。
1日目はそのリヤドに泊まり、次の日にサハラ砂漠にキャンプに行くことにしました。
リヤドのお部屋はベルベルスタイルのインテリアでシャワーもトイレも綺麗でエアコンもありました。
ゆっくり爆睡。
次の日
朝日と砂漠を眺めながらの朝食。
朝ごはんはベルベルスタイル。
新鮮なジャム、フルーツやパン、ミントティー、オレンジジュース、コーヒーなど。
本当に美味しくてゆっくりと朝食の時間。
リヤドから見えるサハラ砂漠と朝日
とても神秘的で自然に心もストレスも解放されいく時間でした。
ここから、砂漠へ行くのは夕方からなのですが、夕方までも時間を使ってメルズーカを観光するのもいいですが、私はすごく疲れていてリヤドでのんびり過ごしました。
WIIFIがしっかりしていたので、日本にいる友人と久々に連絡をとったり…
ほとんど寝ていました。笑
メルズーカには大きなスークがあったり、格安で買い物ができたり砂漠と街との融合も見所!!
ベルベル人が住んでいるのでアラビア語ではない言葉を話す人もちらほらいます。
だんだんと夕方になり涼しくなってきて、いよいよサハラ砂漠へ出発です。
プランとしてはラクダで2時間くらいゆっくり時間をかけて、テントまでいくコースがあるようです。
私はジープでリヤドの人と、いろいろ観光しならが砂漠へ向かいました。
ジープでのサハラ砂漠への道のりは本当にアトラクション。
意外と長距離の移動も車酔いもしなかったのですが、初めてここで車酔い。
クラクラ。はぁはぁ。
思わず、叫んでいました。
キャンプ場はこんな感じです。
シャワーはないですが、トイレや洗面所はあります。ベットも綺麗で個室になっています。
大きなブランコや砂漠にテーブルと椅子が置いてあったり、思ったよりおしゃれで快適なキャンプ場でした。
どこまでも続くサハラ砂漠。
前も、後ろも、横もずっとこの景色。
やっとたどり着いたと、感動。
月と太陽が両方見えて、大昔、月と太陽で時間を計ったり方向を確認したりしていたのかな。
道も何もなく広い広いこの砂漠で暮らしていた人たちが本当にいるんだと思ったり小学生の頃から憧れていた砂漠へ本当にきたんだという信じられない気持ちといろんな感情の中。ただただ。砂漠の中を歩き、景色をみて。
日が暮れていく砂漠の’様子を観察。
どんどんオレンジいろに変わっていく砂漠がとても綺麗でした。
ここでも美しい夕日に感動。
ベルベル人が言っていた。
サハラは毎日違う。毎日変わって、毎日素晴らしい。
1日のうちに嵐がきたり、暴風がきたり、美しい夕日、朝日。
とにかく毎日違う。
月と太陽と星もサハラも毎日違って。毎日美しい。
自分達にもどんなサハラになるかわからない。神様だけが知っているんだよ。
そんなことを言っているのを聞きながら、予定がぎっしり詰まっていて先のことばかり、考えている自分には今を感じること、楽しむことが苦手な人間なんだと
深く思うようになりました。
このサハラの人たちは毎日変わる砂漠に対応しながら。自然と一体化になって今を感じ、地球を感じ生きている
今をもっと大事に生きていきたいと思うように。
必死に苦労しながらいきていくことが美学のように感じる日本で、
少しくらい、今この時を大切にしてもいいかなと。。。
ベルベル風のサラダ。
有名なトマトときゅうりのサラダ。
オリーブ。
オレンジがライスに乗っています。
よくあるスタイル。これに’よくゆで卵などもよく見かけます。
ハリラスープ
これはモロッコのお味噌汁のようなもの。家庭によって味が違い。地方によっても違う。
砂漠より、北モロッコ、カサブランカの方が美味しい。。。。
スパイスの効いた辛くないスープです。
とろみがあって美味しい。
メインはタジンでした。
ベルベルオムレツ。
トマトソースにミートボールに卵を落とした料理。
これもコフタタジンという名前で’よく見ます。
少しずつパンにつけていただきます。
この後たくさんのフルーツが出てきて食事は終了。
お酒持参でまた行きたいとずっと思いながら食べていました。
夜も綺麗な満月が見ることができました。
この後、夜の砂漠で星空を見たり、月を見たり。
この日は満月。とても大きく、綺麗な月でした。月に合わせていくのもあり。
月明かりの中で、おしゃべりしたり、考えこと。ただただ、砂漠を堪能する。各々好きに過ごして砂漠での夜を過ごします。
こんな大きな綺麗な月や、プラネタリュウムのような星空は初めて見ました。
本当に感動!!!!
来て本当に良かったなと思いました。
この後はベルベルの音楽をキャンプファイヤーを囲んで踊ったり、効いたり、見たり。
楽しい夜はあっという間です。
サハラ砂漠へ来るまで、本当にいろんなことがありました。
カサブランカに到着して、モロッコの友人たちと、異国に来たんだと実感し、はしゃぎまくった旅。
北モロッコの楽しくてヨーロッパの文化にも触れた浮かれまくった旅。
人に騙され、親切な人に出会って泣いて爆笑していろんな感情が自分の中で行き来して、
アグデスという小さな町で古い古いカルチャーの中での生活。
慣れない気候と文化でのストレスもあったけど。
砂漠に来て、自分には何を求めていて何が好きで。何が必要か。
自分自身と向き合う時間にもなりました。
昨夜は、テントではなく外で空を眺めながら、眠りに。
翌朝は、ラクダ使いと一緒にラクダに乗ってリヤドに帰りました。
憧れた砂漠へ行く予定は実はなく。
まさか、一人で。
砂漠に泊まるとは。。。
自分でもなんて大胆なことをしたのかと思うけど。
旅が、モロッコが私に勇気をくれて、導かれるように。たくさんの出会いと別れの中で、これからのモロッコの旅が最初の何倍にも楽しく思えたのは間違いなくサハラ砂漠に来てから。
自分に迷いが出たり、自信が持てなくなった時はサハラを思い出して、できればまた来たいなと
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